真っ最中

このところ八炉の勉強をしています。
といっても、私自身は教本をパラパラめくるだけですが。
昔はもう少し記憶力があったし、集中力も、根気もあったのに、最近は情けないぐらいに落ちてきていて、がっかりです。
幸いにもお弟子さんで70歳を過ぎているのに、凄く熱心で、勉強家の方がいるので、私は刺激を頂いて、怠けたい自分にお尻を叩いて、あれこれ頑張っています。
本当かどうか分かりませんが、「先生が40年お稽古したなら、追いつくのに僕は一日八時間勉強しています」と言われました。自分なりに比較表を作り、考察し、美術館巡りをして、知識はもう私を超えて、素晴しいです。
本当にこんな熱心な生徒が入ってくれたお陰て、やり甲斐も、教える責任も感じています。
先日は、その方から予約しないと買えないという「空也」の最中を沢山頂きました。
当に最中　茶道の勉強まっさいちゅう、年齢に関係なく、あの熱心さは青春真っ只中だなと感じ、同じ様には出来ないけれど、私のところで習ってくれて、ご縁につくづく感謝と思いました。