奥伝

本当に炉の時期は忙しい。初点のあと、八炉、釣釜、透木釜と、道具の入れ替えがあります。今奥伝をお稽古しないと、3月から五徳を取ってしまうので、できなくなります。
ということで、今日は真之炭、真之行。大円之真の、お稽古をしました。
一度に真の点前をすると、比較と、同じ扱いが分かり、凄く覚えやすいです。
細くは書けませんが、真之行はもっとも位が高い点前と分かりますし、大円之真も昔の点前を再現して、よく考えられた点前だと思います。
例えば真の対に扱う所作や、大名物に先ず注目をあつめ、茶を入れたあとにすぐ茶杓を清め、台の清めかた、大事にするお茶の点てかたなど、所作の意味が分かれば分かるほど面白さがあります。
今の四ケ伝なども、本当は奥伝から勉強していくと、凄く納得出来ると思うのですが。
今年はもう少し奥伝。あれこれ頑張るつもりです。○段はまだまだ未熟ですので、もう少し平行に比較出来るようになりたいです。
一緒にお稽古しませんか？なんていいたくなっちゃいます。笑