柚子の色付く頃

利休様が炉にする時期を、柚子が色付く頃としていたようで、確かに日本の各地では気候も違うので、11月になってすぐというより、自然にそいながらのお茶が合っているように思います。とは、いいながら、私も世間と同じように、月毎に変えていますが。笑

田舎の一人暮らしのおばあちゃんを、施設に入れるとのことで、ご近所さんが田舎を整理しに行き、そこで採れるゆずを下さいました。
こうして頂けるのも最後かと思うと、大事に使いたくなり、色々作ってみました。
柚子の皮は、ピールの干菓子に。汁は琥珀糖と、ジュースに。
茹でこぼしのお湯を、お風呂に入れ、柚子風呂に。
種は、リカーをいれて、ローション作りです。

先日の自主稽古も、真之炭から始まり、大円之草まで、全種しました。朝から始まり、終わったのは４時近くだったような気がします。最後は頭が動かなくなってしまい、長時間集中は、無理でした。

明日も奥伝、夜は高校生、今週は自主稽古花月や、社中のお稽古、見学者もいらっしゃるし、お茶は体力だと、思います。
先程、退屈だと、メールをある方からもらいました。
集まってくださる方がいて、私で役に立つことがあり、お菓子作りなど忙しいのだけれど、何だか自然の恵みを頂き、豊かな時間の様な気がし、ありがたいことですね。
柚子のお菓子食べたべ、さ、明日の用意頑張ります。